恋と友情どっちを選びますか?

恋愛に犠牲は付き物。人は何もかも全てを手に入れることなんて出来ない。

神様の言うとおりという言葉がある。どうして自分の言うとおりにはならないのだろう。その理由は、人間がひとりじゃないからなのかもしれない。孤独を感じることもある。だけど孤独は感じるものだから。人の感情だから、そういうふうに感じなければ人間はひとりじゃない。たぶん神というものは孤独なのだろう。果てしない孤独と引き換えに、神は漠然とした存在感で人を支配する。強い者や上に立つ者はひとりぼっちだ。昔の戦国武将もそうだったに違いない。目的のためなら心を鬼にして敵とも孤独とも戦っていたのだろう。

恋愛は時として選択をせまられる。障害にぶつかった時に。例えば、友達と同じ人を好きになったら。友達の彼氏を好きになったら。捨てることができるのはどっち?友達と正々堂々と向きあってその結果、好きな人を勝ち取るのか。それとも正攻法では勝てないから卑怯な手段を使ってでも奪い取るのか。友情を選んで恋を捨てるのか…。男よりも友情の方が大切だと言って逃げるのか。どちらを選択しても選ばなかった片方は失うことになる。

恋を取った場合。やり方次第で友達も失うことがなかったとしても、友情が壊れることはなかったとしても、その選択をした瞬間の自分は友達を捨てる覚悟で恋を選んだ。結果的に捨てなくて済んだとしても選ばなかったことは確かなのだ。そして、欲しいと思ったものを手に入れた。あなたは勝った。

逆に友情を保守するのはある意味では逃げだ。勝つ自信が持てなくて1%でも負けるリスクを感じたら、失敗をおそれて友情に逃げる。新しいものを手に入れようとして失敗し、今すでに持っているものも同時に失ってしまったらどうしよう。そう思っておじけづく。変化をおそれて恋の方を捨てる。そうすれば友達との友情は変わらず、揺るぐこともなかったけれど、その代償として恋を失うことになる。あなたは負けた…。だけど、これって不公平ではないか?あなたが身を切り、恋という大きな犠牲を払ってまで、大切に守った友情に繋がれた友達は、何の苦労もしていないのに恋と、あなたとの友情をどちらも軽々と手に入れるのだ。

恋と友達を天秤にかけて迷った時に。あなたがその不公平を許せるのなら友情を取った方が無難だと思う。許せないのなら友情など捨てて戦うべきかもしれない。ただし必ず失う覚悟で。怖いなら、何も失いたくないのなら、あなたに与えられる選択肢はただ泣き寝入りをするしかない。